ホールケーキは、誕生日やクリスマスなど大切な日に欠かせないケーキです。そんなホールケーキの種類やサイズ、利用するシチュエーションなどを簡単に紹介していきましょう。特別な時にしか味わえないホールケーキが持つ様々な魅力を知ることで、次のお祝い事などでの利用が待ち遠しくなることでしょう。
ホールケーキとはどんなケーキ?
ホールケーキとは、円柱形で、切り分けて食べることを目的としている大きなサイズのケーキのことです。スポンジケーキの上に生クリームやバタークリーム、チョコクリームなどをのせ、さらにフルーツを並べて、板チョコにメッセージが書かれているものが定番でしょう。
サイズは、焼いたそのままの大きさを号数で表しています。号数は、最小の4号が一般的で、直径約12センチで4人分の目安です。5号は直径約15センチですので、号数が1つ上がるごとにケーキの直径が約3センチ大きくなります。
店頭で見かけるのは、4~8号サイズが多いようです。ちなみにホールケーキを切り分けたものは「ピース」といい、ホールケーキをカットしたものが「ショートケーキ」ということではありません。ショートケーキをいくつか円状に並べてホールケーキのように見せることはありますが、違うということです。
ホールケーキの種類について
ホールケーキには、土台部分とトッピング部分とに、それぞれいくつかの種類がありますが、今回はその中でも人気のある3つのケーキをピックアップして紹介します。
スポンジ系ケーキ
ホールケーキのうちでおなじみの、小麦粉、砂糖、卵を主材料としてスポンジ状に焼いたもので作られたケーキです。このスポンジの部分は、そのお店特有の食感が出るため、食べ比べることで個性を楽しめます。また、スポンジケーキは、何と言ってもそのやわらかな口どけにあります。
素材からみても味わいはとてもシンプルなので、ケーキの土台として使われることが多く、乗せていくクリームや、トッピングで変化を付けていきます。スポンジは、卵の気泡性を用いて膨らませるため、卵の泡立て具合が大切なポイントです。スポンジ系のケーキには、デコレーションケーキに代表される全卵を使う「共立て」と、ガトーショコラのように卵黄と卵白を別々に泡立てる「別立て」があります。
チーズケーキ系
チーズケーキは、焼き方や使うチーズの種類、量などで、種類が変わります。温製のベイクド、湯煎焼きのスフレ、冷製のレアがあります。スタンダードで人気のあるベイクドタイプは、オーブンできつね色に焼いたものです。
材料はクリームチーズ、マスカルポーネ、リコッタなどのやわらかくて塩分の少ないチーズと砂糖、卵黄、小麦粉などを混ぜ合わせたものを使います。レモンなどの風味を効かせたり、生クリームでコーティングしたり、といったアレンジも可能です。
タルト系ケーキ
ホールケーキを利用するのは、どういうシーンなのか
ホールケーキは、特別な時に2人以上で切り分けて食べることが多いのですが、利用するのはどういうシーンでしょうか。食べるシーンをよく把握してからの方が、ケーキを選びやすいですし、おいしいケーキを生かすために、それぞれのシーンに合わせてアレンジをしたものを利用するのもいいでしょう。
誕生日・記念日
ホールケーキを利用するのは、誕生日、父の日・母の日・クリスマスなどの祝日、出世した・合格したなどのお祝い事の時です。皆で祝って分けて食べるのが定番です。何と言っても最初にケーキの箱を開けた時が、一番感動するシーンで、主役にあわせて好きな果物をのせてみたり、デザインに好きなキャラクターを取り入れたりすると、さらに喜んでもらえるでしょう。
パーティー
ホールケーキは、各種パーティーや大きなイベントで多く利用します。そのような時には目立つように大きいサイズにします。逆に結婚式などでは、引き出物にあえて小さいサイズのホールケーキを用意するところもあります。
まとめ
ホールケーキを知ることで、その他のケーキへの意識も高まり、美味しいケーキを見つけることにつながります。自分なりにこだわってみるのもいいでしょう。ホールケーキはそのお店の顔でもあるので、工夫を凝らしているお店も多くなりました。積極的に通って比べてみるのも、お店のケーキの特徴を知るひとつの手段です。
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